わさび
実は、僕「プレゼン」を研究するのが大好きです!
高校・大学と海外へ留学する機会があり、めちゃくちゃプレゼンさせられてきました。
そして、日本の大学に進学して気がついたのです。
ペンギンさん
読む気が起きない字が詰まったスライドを死人のように読み上げる…
飽きてしまいますし、誰も聞きたくないですよね。
それ以来、自分なりに「心に残るプレゼン」を研究してきました!
そのおかげで、いろいろな人に「あなたのプレゼンすごく良かったよ!」と言ってもらえるようになりました。
この記事では、プレゼンをする前にちょっと確認するだけで、「あなたのプレゼンの質をグッと上げてくれる5つのポイント」を紹介します!
目次
大学生はプレゼンが多い!
授業でプレゼンテーション
大学では授業の終盤にグループプレゼンがあったり、ゼミで自分の研究内容を発表させられたりしますよね。
プレゼンする機会は多いのに、どうやってプレゼンすればいいかは教えてくれません。
それもそのはず、ほとんどの教授もプレゼンが下手だからです!笑
- 授業がつまらない
- 授業中眠くなる
- 授業に興味がわかない
これは学生の問題だけじゃなくて、教授の授業スタイルにも問題があります。
実際アメリカやシンガポールの授業は、教授が学生の興味を引くために、ジョークを言ったり教壇から降りてきて学生と一緒に話をしたりします。
就活でプレゼンテーション
さて、こんな感じでプレゼンが下手なまま放置されると、困るのは学生です。
例えば就活の面接で自己 PR をするとき、営業でモノを売る時…
相手の心に響かない話をしても、相手は思うように動いてくれません。
プレゼンが上手い人は、面接官の注目を引くのも上手いと思います!
あなたのプレゼン大丈夫?
- 聞き手が、あなたを見ていない
- 聞き手が、寝ている
- 聞き手が、雑談している
- 聞き手が、スマホを見ている
- 聞き手が、プレゼンの感想を言ってくれない
せっかく準備したのに、聞き手が「つまらないなー」と思いながらプレゼンをするのは悲しくないですか?(T_T)
プレゼンする前に確認したい5つのコツ!
ここからは実際に、プレゼンする時の5つのコツを紹介します!
1 プレゼンの目的を明確にしよう
まず最初に、あなたが行うプレゼンの目的を確認しましょう!
- 何を伝えるためのプレゼンなのか?
- なぜ、それが重要なのか?
- なぜ、自分がプレゼンターとして選ばれたか?
人間は基本的に人の話を聞くのが嫌いです!笑
それでもあなたに話を聞いてもらう「アピールポイント」を考えましょう!
例えば、 このブログを例に考えてみます。
- 何を伝えるためのプレゼンなのか?
→ プレゼンする時のコツ - なぜ、それが重要なのか?
→ 上手いプレゼンは人の心に残るから - なぜ、自分がプレゼンターとして選ばれたか?
→ 海外経験を通じてプレゼンの研究をしてきたから
こんな感じで整理することで、自分が何の話をするべきなのかを明確にすることができます!
2 キーメッセージを決めよう
キーメッセージとは、あなたがプレゼンを通して最も伝えたいメッセージです!
- できる限りアイデアを出してカテゴリ化する
- 核となるテーマを数個に絞る
「あれも伝えたいし、これも伝えたい!」と要点を絞らないと、聞き手はあなたの話から何を持って帰ればいいのか分かりません。
伝えたいことをピンポイントにすることで、プレゼンが終わった後も相手の心にメッセージを残してます。
3 聞き手は誰か考えよう
- 共通点を見出す
- 共通の敵を見つける
いつだって人の前に立って話をするのは心細いですよね。
そんな時は聞き手を自分のプレゼンに引き込みましょう!
シンガポール留学中のある授業で、プレゼンの始めにこんなことを言う人がいました。
「僕はコーヒーが大好きなんだけど、この中で、今日の朝コーヒーを飲んだ人はいますか?」
ガヤガヤしていた雰囲気が一気に変わり、話し手と聞き手に一体感が生まれました。
全く関係のない質問でも、共通点を見つけると相手は自分に興味を向けてくれます!
またその逆で、「共通の敵」 を見つけることも会場に一体感を生むテクニックです。
4 S U C C E S s 「心に残る」6つの法則
スタンフォード大学のチップ・ハース教授によれば、「人の心に残るプレゼン」には6つの法則があります!
この法則を知っている人と知らない人のプレゼンの差は明らかです!
- 単純明快(Simplicity)
強調したいメッセージは絞る! - 意外性(Unexpectedness)
驚きや興味を与えて「話を聞いてみたい」と思わせる - 具体性(Concreteness)
小難しさより分かりやすさが大切! - 信頼性(Credibility)
誰かの力(他者のコメントや記事)を借りて話の信頼度を増す - 感情に訴える(Emotions)
聞き手が鮮明にイメージできるように例えを置き換える - 物語性(Stories)
実例を取り上げて論点を裏付けるような物語を語る
5 聞き手と自分をコントロールしよう
最後のコツは、プレゼン中に気をつけるべきことです!
- 目的を明確にする
プレゼンの最初に目的とプレゼン後の結果を伝える - 聞き手と向き合う
聞き手に決して背を向けない - 読み上げない
書かれていることを聞かされるのは退屈 - 声に力を
訴えかける、熱意や気持ちを声で伝える - 聞き手とつながる
アイコンタクトをとる
何も考えずにただプレゼンをするのではなく、この5つのポイントを意識するだけで、あなたのプレゼンに対する聞き手の集中力は変わります!
プレゼンは奥が深い…
たかがプレゼン、されどプレゼン…
「コミュ力」という言葉では片付けられないほど奥が深いです。
「論理的思考力」や「心理学」、スライドの「デザイン」などカバーすべきポイントはたくさんあります。
プレゼンに関する本はたくさん読んできましたが、おすすめの2冊を紹介します!
「プレゼンテーション」について
「スライド作成」について
まとめ
わさび