【本当に面白い小説10冊】年間100冊以上の本を読む大学生がおすすめ!

わさび

シンガポール国立大に留学している、わさび (@WabiSabi_Hack) です!

「若者の読書離れ」なんて言われたりしますが、僕は読書が大好きです!

大学の通学時間はずっと本を読んでいるので、年間で100冊以上は本を読みます。

今回は、そんな僕が「泣ける・感動する・考えさせられる」の基準でオススメの小説を10冊選びました!

きっと「この作品に出会えてよかった」と思うはずです。

ぜひ、気になる作品を手に取ってみてください。

おすすめ小説10冊

また、同じ夢を見ていた | 住野よる

「今」が上手くいかないすべての人に送る物語

登場人物は、友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女、一人静かに余生を送る老婆。「素直な言葉」が、生きることって何だろう?幸せって何だろう?と、そっと問いかけてくれるようなお話です。

普段は特定の作家さんの作品を追うことはあまりないですが、住野よる はデビュー当時からファンで新作が出る度に読んでいます。中でも、『また、同じ夢を見ていた』は大好きな作品です。

舟を編む | 三浦しをん

明日の活力になる色褪せない代表作

出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。

「辞書作り」にフォーカスする面白い作品です。『舟を編む』は、変人扱いされる主人公の辞書作りにかける情熱や温かい人間ドラマが、明日も頑張ろうと思わせてくれる作品です。

たとえ明日、世界が滅びても 今日、僕はリンゴの木を植える | 瀧森古都

号泣する準備ができるまでは読まないでください

あえて、あらすじは書きません。

ひとつひとつの絡み合った謎が解けていくと共に、ラストは自然と涙が溢れる作品です。

世界から猫が消えたなら | 川村元気

感動の哲学入門書

「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。

佐藤健が主演で映画化もされた『世界から猫が消えたなら』を、僕は「哲学書」と呼びたいです。資本主義によりモノがあふれる現代だからこそ、足し算ではなく引き算で、人生に本当に必要なものを考えさせてくれる本です。

砂の女 | 安部公房

人間存在の極限の姿を追求

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。

『砂の女』を題材にシュールレアリズムについて、大学でレポートを書いたことがあります。絶対にありえない非日常的な描写を圧倒的な文章力でリアルに表現する、さすが安部公房と言える作品です。

風に舞い上がるビニールシート | 森絵都

あたたかくて力強い、生きる人の小説

才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり…。自分だけの価値観を守り、お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編。

『風に舞い上がるビニールシート』は唯一の短編集です。普段はあまり短編集は読まないのですが、この作品は6編すべてが面白く、読了後の爽快感がクセになる直木賞受賞作品です。

わたしを離さないで | カズオ・イシグロ

一度読んだら忘れない、ノーベル文学賞の最高作品

自他共に認める優秀な介護人キャシーは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。キャシーと愛する人々がたどった数奇で皮肉な運命とは?

絶対に一度は読んでおいたほうが良いのが、『わたしを離さないで』です。臓器提供を取り巻く、これ以上に不条理な世の中は存在するのだろうか?と深く、深く考えさせられる作品です。

夏美のホタル | 森沢明夫

夏になると読みたくなる、日常を描いた小説

写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに。夏空の下で過ごす毎日は、飽きることなくシャッターを切らせる。やがて、地蔵さんの哀しい過去を知った慎吾は、自らできることを探し始めるが… 心の故郷の物語。

有村架純が主演で映画化された『夏美のホタル』です。良い意味で小説らしくない作品と言うか、平凡な、でも忘れちゃいけない「日常」を意識させてくれる作品です。ちなみに僕は、本も映画も大好きで千葉県のロケ地まで足を運びました笑

君の膵臓をたべたい | 住野よる

読後、きっとこのタイトルに涙する

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

『君の膵臓をたべたい』は映画化もされ、「キミスイ」として、とても有名になりましたね。あまりにもストレートで、あまりにも綺麗な物語です。僕は高校の卒業式当日の電車で読み、卒業式が始まる前に目を真っ赤にして周りを驚かせました笑 映画とは少し物語が異なるので、ぜひ読んでみてください。

四月になれば彼女は | 川村元気

音もなく空気が抜けるように、気づけば「恋」が人生から消えている。(新海誠)

天空の鏡・ウユニ塩湖にある塩のホテルで書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか――。

最後のおすすめ小説は、『四月になれば彼女は』です。胸をえぐられ、切なさが溢れだすような作品です。「愛」って何だろう?信じて良いものなのだろうか?自分の過去の体験を問われているような気持ちになりました。ラストは印象的で、未だに情景が脳裏に浮かびます。

まとめ

わさび

主観的におすすめ小説を10冊選びましたが、どれか気になる作品をぜひ読んでみてください!きっと、後悔しないと思います。